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アーチコラム ある日、突然おそってくる肩の痛み、これって五十肩?(四十肩)(アシスト鍼灸整骨院 磐田)

ある日、突然おそってくる肩の痛み、これって五十肩かしら?

 

さて、今回は多くの中高年の方が経験する肩の痛み、『五十肩』についてお話しさせていただきます。

そもそも、この五十肩(年代によっては四十肩)の正式名称は、『肩関節周囲炎』と言います。

この肩関節周囲炎は、安静にしていれば治ると思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、安静はかえって治りを遅くしている可能性があります。もっと早く治る方法がありますので、お伝えします。

まず、この肩関節周囲炎には一人一人必ず原因があります。

年齢のせいにしてはいけません。
そしたら、必ずみんななるでしょ。となりますよね。

では、何故なる人とならない人がいるでしょう。

それは、普段の姿勢と身体の使い方が大きく影響していると私たちは考えております。

姿勢や身体の使い方が悪く、知らぬ間に肩に負担がかかっており、その積み重ねで、ある日突然、痛みがおそってくるではないかと思います。

では、どうしたら良いのでしょう。

簡単です。

普段から、肩に負担のかからない姿勢や身体の使い方をすればいいのです。(これは次回説明させていただきます。)

理屈は簡単ですが、実際のところ難しい。

多くの人間は痛みが出てから、どうしようとなりますよね。 
 

 

では、まず肩関節周囲炎になってしまった場合の対処法を説明していきます。

肩関節周囲炎は症状の時期を3つのステージに分けることができます。この、ステージによって処置の仕方が変わってきますので、お伝えします。

この処置の仕方を誤ると、悪化する可能性があるので、ご自身の症状が今どのステージにあるのかをしっかりと理解することが大切です。

 

【肩関節周囲炎 ステージ】


1、炎症期

痛みが出始めて、肩関節の炎症が盛んな時期である。急激な痛みを生じやすい。

寝ている時に『ズキズキ』と強い痛みを伴うことがある。

この時期は、とにかく安静
無理に肩を動かそうとすると、炎症が長引く可能性があるので、控えてください。

触ってみて、肩に熱がある場合は、15分から20分のアイシングをしましょう。

あまりにも痛みが強い場合は、整形外科へ受診をしてください。



2、凍結期(拘縮期)

炎症期に比べ、痛みは少し落ち着いてくる。しかし、無理に動かそうとすると『ズキッ』と、痛みが走る。

関節の可動域が低下し、日に日に動かしづらくなっていく。

洗髪や女性ですと、下着の着脱が不便となる。

痛みの出ない範囲で、運動を始める。
 
 

3、解凍期(回復期)

痛みを感じる頻度が減り、鋭い痛みも感じにくくなっていく。

徐々に関節の可動域が広がってきて、動くようになってくる。

 

負荷を上げながら、運動をしていく。 
 

 

この、凍結期と解凍期の過ごし方で治るスピードが変わってきます。

最初にお伝えしましたが、安静にしすぎても治りは遅いのです。

痛みの出ない絶妙な加減でリハビリを進めていき、固まっている関節の可動域を獲得していくことが早く治るための近道なのです。

次回、再発予防(姿勢や身体の使い方)には、どんなリハビリが有効なのか、もう少し踏み込んでお伝えさせていただきます。


アシスト鍼灸整骨院
鈴木 亮瑛 

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