スポーツ中の捻挫を機に何度も足関節を捻ることが多くなったアスリートたちへ(スポーツラボ鍼整骨院 名古屋)

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アーチコラム 名古屋でスポーツ中の捻挫を機に何度も足関節を捻ることが多くなったアスリートたちへ

題名の通り過去に捻挫をしてそこから何気ないところでも足首を捻る方いらっしゃるのではないでしょうか。

 

スポーツが盛んな名古屋市でもこのような方を数多くお見かけします。

 

スポーツの現場でも痛みはないけれど、繰り返す足首の捻挫が怖くて常にテーピングやサポーターを付けている方を多くみます。

 

今日はそんな繰り返す足首の捻挫についてお話します。

 

多くの方が足首を内側に捻る内反捻挫をしているのではないでしょうか。およそ8割の人が内反捻挫をしています。※内反とはつま先を下に向けさらに内側に向ける動き。

 

それには2つ理由があります。

1つ目は骨の構造です。

足関節(距腿関節)は距骨、腓骨、脛骨で構成されます。腓骨と脛骨は膝関節から足関節にかけて伸びています。(すねの骨)

腓骨は外側のくるぶし、脛骨は内側のくるぶしです。

自分の足を触っていただくとわかると思いますが外側のくるぶしの方が下にあるのがわかるとおもいます。

 

2つ目は靭帯です。

足関節の周りにはとても多くの靭帯があり足関節を安定させています。

その靭帯ですが、外側の靭帯よりも内側の靭帯の方が付着部も広くて伸びにくいです。

 

 

以上の理由により外反捻挫より内反捻挫が多いです。

事実、足首を動かしてみると外側に捻るより内側に捻る方が可動域が広いのがわかります。

 

では痛みは引いて治ったと思ったけれど、なぜ捻る頻度が多くなったのでしょうか。

 

実は多くの方が痛みを引かせるために安静にするだけで、動かさないことに原因があります。

捻挫をしたということはなんらかの外力が加わり正常の動く範囲を超えたということになります。そのとき靭帯が伸びて距骨という骨が前に飛びでてきます。そうなると足関節の骨の配列が崩れて関節が正常に動かなくなります。

その正常な位置にないまま固定したらどうでしょう。悪いまま固まってしまいます。

そして引きのばされた靭帯はどうでしょうか。

靭帯は治癒過程はもつものの、再生能力が低い組織と言われています。

再生はするが再生能力が低い。とうことは、いかにはやく再生させるかがポイントになります。

はやく再生させるためには最初の処置で炎症をできる限り下げること。

次に正常な位置に足関節のアライメントを治すこと。

そして適した時期に適した刺激をすることがとても大切です

※靭帯ではなしをしましたが神経も損傷しているため、刺激をうけとる受容器のトレーニングもする必要があります。

(刺激を受け取る受容器は足首を捻ったとき足首がどの方向にどのように動いているか察知する。)

 

よって上記をまとめると足関節捻挫を繰り返す理由は損傷した靭帯、受容器、関節包および周辺の筋肉が正しく働いていないから。とういうことになります。

足関節捻挫をしたらただRICE処置して固定し安静にするだけでなく、組織を回復させるためにちゃんとしたリハビリをやりましょう。

当院では受傷から復帰までをしっかりと管理しその時々に応じたトレーニングをお伝えしています。

1日で症状が変化するのでその時に応じた刺激が絶対的に必要なのです。

その他、足首以外にもアプローチし再発を防止します。

 

スポーツラボ鍼整骨院 滝ノ水 津ヶ谷

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