アーチコラム 静岡市の腰が痛くて満足にスポーツができない学生と親御さんへ
こんにちは!
静岡市瀬名川にありますアスリート鍼灸整骨院の菅原楓菜(すがはら ふうな)と申します!
私は柔道整復師とアスレティックトレーナーの資格を持ち、痛みのある患者さんの治療やリハビリ、アスリートのパフォーマンスアップの為のトレーニング指導などを行っています。
今回は、腰の痛みがある、また「腰椎分離症」と診断されている学生とその親御さんに読んでいただきたい内容です。
「腰が痛いけど、試合が近いから休めない。」
「腰椎分離症と診断されたけれど、本当に治るの?」
このような悩みを抱えている学生や親御さんは少なくありません。
腰痛に悩まされずに思い切りプレーができるようにするためには正しい理解と適切なリハビリが重要です。
今後のスポーツ人生を守るためにもぜひ最後まで読んでいただければと思います。
目次
①腰椎分離症とは
背骨(腰椎)の後ろの椎弓と言われる部分に疲労骨折が生じ、分離をした状態です。
成長期に発生しやすく、野球やサッカー、バレーボールなど腰椎の伸展と回旋の反復が多いスポーツで多発します。
腰椎分離症が疑われた場合画像検査が必須です。画像検査によって進行度が分かり、進行度によって骨癒合にかかる期間や固定期間が変わってきます。

腰椎分離症は早期発見、適切な休息と負荷制限が大切です。
②腰椎分離症セルフチェック
・2週間以上腰痛が続いている
・腰を反る、捻ると痛みがある
・棘突起(背骨の一番突出している部分)の少し外側を押すと痛みがある
・最近急激に身長が伸びている
上記に1つでも当てはまる方はさらに下記の動きを確認しましょう。
これらはあくまで目安ですので痛みが続く場合はお早めにご相談ください。
・片脚伸展テスト

・腰椎伸展テスト

・RSLR

③腰椎分離症のリハビリ
腰椎分離症やそれ以外の腰痛でも必要不可欠になるリハビリがあります。
ドローインの習得
股関節周りの可動域と柔軟性の獲得
胸椎の伸展と回旋の可動域の獲得
の3つです。
・ドローイン
お腹の奥にある腹横筋という筋肉のトレーニングです。
骨盤の前の出っ張り(上前腸骨棘)の内側に指を置いた状態で鼻から息を吸って口から息を吐きながらお腹に力を入れます。指で触れている部分が硬くなれば力が入っている証拠です。腹横筋は『天然のコルセット』とも言われ腰を内側から支えてくれます。
ドローインを身につけることでスポーツ動作での腰への負担を和らげることができます。
ドローインは腰椎分離症だけでなく、スポーツ中の腰痛予防や再発予防にも非常に重要なトレーニングです。

・股関節の可動域獲得
股関節の可動域がないと本来股関節で動くところを腰で代償してしまいます。
股関節がしっかり動くようになることで、腰への負担を減らし、より効率よく身体を使えるようになります。
・胸椎伸展と回旋
背骨は全部が同じように動くわけではありません。胸椎は大きく捻ったり反ったりする役割があり、腰椎は体を支え、安定させる役割があります。
胸椎の動きに制限があると腰が代わりに動いて繰り返し負担がかかります。
胸椎の可動域を改善することで、腰だけに負担が集中することを防ぎます。
④最後に
「少し我慢すれば大丈夫。」
「試合が終わってから病院へ行こう。」
そんな気持ちで頑張り続けた結果、骨癒合できる時期を逃してしまう学生を私たちは何人も見てきました。
腰椎分離症は、早く見つけて適切に治療・リハビリを行えば、競技復帰を目指せる可能性が高いケガです。
逆に、発見が遅れるほど骨が治りにくくなり、腰痛と付き合い続けるリスクも高くなります。
子供にとっては分離症を治すことは長い時間プレーが制限され地道なリハビリも必要で受け入れ難いかもしれません。ただ、今治すことが今後の選手生命、将来の生活を守ることに繋がります。
私たちは患者さんの今だけでなくその先も考え、痛みを取るだけでなく、再発しない身体づくりや競技復帰まで責任を持ってサポートしています。
「このくらいなら大丈夫」と自己判断せず、少しでも違和感があれば早めに相談してください。楽しく思い切りプレーできる日々を共に目指しましょう!!
ご精読ありがとうございました。
アスリート鍼灸整骨院 瀬名川
菅原楓菜






