アーチコラム 浜松市でお子さんから「内くるぶしの下の方が痛い」と言われる親御さんへ
こんにちは。
アーチ鍼灸整骨院の宮腰です。
今回は内くるぶしの下の骨が痛くなる
『有痛性外脛骨』についてお話ししていきます。
目次
①有痛性外脛骨について
外脛骨とは、足の内側(土踏まずの内側)にある
舟状骨という骨の内側に発生する過剰骨の一種です。
過剰骨とは、正常な骨格にはない
「余分な骨」が発達した状態のことです。
特に成長期の子どもに多く見られます。
外脛骨は15〜20%の人に存在すると言われており、
無症状なことが多いです。
しかし、足首の捻挫をきっかけに痛みを発症したり
靴やスパイクの内側の圧迫により
痛みを発症する場合があります。
②なぜ痛みが出るのか
1つは後脛骨筋の牽引ストレスが考えられます。
後脛骨筋は舟状骨に付着して
アーチ(土踏まず)を支える重要な筋です。
外脛骨は後脛骨筋の付着部に位置するため、
後脛骨筋が繰り返し牽引すると、
微細損傷や炎症が起こります。
2つは靴やスパイクによる外的圧迫が考えられます。
外脛骨は舟状骨の内側に突出するため
靴やスパイクの内側の圧迫により炎症が
助長されます。
3つはアーチの構造の影響が考えられます。
扁平足や過回内があると後脛骨筋が
常に引っ張られる状態になり
外脛骨への負担が増大します。
③外脛骨へのアプローチ方法
外脛骨を発症する人に多いのが
アーチ(土踏まず)がない扁平足の人です。
インソールはそんなアーチを作り出してくれます。
市販のインソールのように型が決まっている
ものがあります。が、
1人1人足の形、歩き方は違います。
そのため
市販の型の決まったインソールが
あなたに合うとは限りません。
アーチ鍼灸整骨院ではオーダーメイドで
インソールを作成しております。
足の測定を行い、歩行動画を撮影、
動作分性を行います。
その人に合ったインソールの作成は
もちろん左右それぞれの
足に合ったインソールを作成します。
④まとめ
骨が出ているから痛みが出て仕方ないよね
で済まさず、外脛骨は筋力トレーニング、
インソール等で痛みを軽減することができます。
足関節の捻挫後、足の内側に痛みを訴えている子
そういえばうちの子も足の内側出ているかも!
そう思ったそこのお母さん、お父さん
ぜひ一度当院へご相談ください!
少しでも痛みなくスポーツが出来るように
全力でサポートさせていただきます!
アーチ鍼灸整骨院
浜松市中央区葵東2-8-14
TEL 053-523-9190
鍼灸師 宮腰 茜