バスケをしている小学生、膝の痛みの原因チェック

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アーチコラム バスケをしている小学生、膝の痛みの原因チェック

バスケをしている小学生の中には、

膝の痛みが出てくる人がいます。

 

膝の内側、膝のお皿の下、膝のお皿、お皿の上など、

痛みの出る場所は人によって異なりますが、

原因となっている要因に同じものがいくつかあります。

 

今回のコラムでは、

膝の痛みにつながる可能性のある要素をお伝えしていきますので、

動きの習得が早い小学生お子様のお身体を確認しながら読んでいただければと思います。

 

 

私は、沖縄市安慶田の「スポーツラボ鍼接骨院」にて怪我や身体の痛みへの施術、

リハビリトレーニングの指導をしております石川瑞記と申します。

 

宜しくお願い致します。

 

 

 目次

 

 

①膝の痛み 原因その1 「膝が動き過ぎる」

  

 

膝の痛みが出る場合は、

動作時に膝にかかるストレスが大きくなっていることが多いです。

 

ここでお伝えさせていただく動きは、

「曲げ伸ばし」です。

 

バスケでのオフェンス、ディフェンスのどちらでも

基本的な姿勢であるパワーポジション(スクワットのような姿勢)を行ってみて下さい。

 

パワーポジション①

 

パワーポジション②

 

お子様は上の画像のどちらに近い形になりますか?

 

「パワーポジション②」のように股関節が曲がる角度が小さく、

膝が大きく曲がり、つま先より前方へ出てしまうような形の場合、

膝の痛みが出てくる可能性が高いと思われます。

 

パワーポジションで膝を曲げる角度が大きくなる選手の多くは、

他の動作時も膝の曲げ伸ばしの動きが大きくなることが多いです。

 

改善する為には色々な要素があるのですが、

まずは股関節を曲げる感覚が分からない場合は、

その感覚を覚えていく事が必要になってきます。

 

股関節を上手に動かすには、

「股関節の柔軟性」

「股関節周り、体幹の筋力」

「股関節を動かす感覚」

の3つの要素が必要となってきます。

 

これから「股関節の柔軟性」についてお話していきます。

 

 

②膝の痛み 原因その2 「股関節が固い」

  

 

上記にあったように、

「股関節の柔軟性」が低いことが膝のストレスへつながってしまいます。

 

「股関節が固い」と言っても、

股関節はいろいろな方向へ動くため、

どの動きが固いと良くないのかわかりませんよね。

 

 

答えとしては全方向の動きの柔軟性を高くした方が良いです。

 

今回お話ししている「パワーポジション」を上手くつくれない場合は、

股関節を曲げる(屈曲)の柔軟性を高くすることが必要となってきます。

 

 

上の画像のように膝を抱えて胸に引っ張らせてみて下さい。

 

股関節の前面につっかかる感覚(つまる感覚)がある場合は、

「股関節の屈曲が固い」と考えてください。

 

この動きを改善することによって、

パワーポジションをつくりやすくなり、

膝へのストレスが軽減されます。

 

改善方法は

でお伝えしますね。

 

③膝の痛み 原因その3 「足首が固い」

  

 

足首も様々な方向へ動きますが、

今回チェックしていただきたいのは背屈(つま先を上げる動き)です。

 

45度以下

 

45度以上

 

写真のように、

高さのあるものに足の前部分をのせてできる限りまっすぐに立ちます。

 

床と足裏の角度が40度ほどにして、

真っすぐに立つことが難しければ足首は固いと考えて下さい。

 

本来色々な方向へ動くはずの足首が固い事によって、

地面に足がついた状態で方向転換しようとした際に

足首と膝にかかる動きの多くが膝へと集中してしまいます。

 

土踏まずが高い、低いでも

膝へかかるストレスの方向が変わってきます。

 

そこを判断するには、

専門家の細かいチェックが必要となりますので、

今回は簡単な指標として上記のやり方で足首の固さを確認してみて下さい。

 

 

④膝の痛み 原因その4 「つま先と膝の向きが違う」

  

 

バスケをしていて膝の痛い人、

この原因が当てはまる方が多いです。

 

膝とつま先の向きがそろっている

 

つま先が膝より外向きになっている

 

つま先の向きが膝より外側を向いている状態だと、

痛みに繋がる可能性が高いです。

 

お子様にも画像と同じ体勢をつくってもらい、

確認してみて下さい。

 

これは、太ももは内回りに捻じれ、

すねは外方向に捻じれることが起こっています。

 

この捻じれにより、

膝の内側の筋肉や靭帯は引き伸ばされやすくなり、

外側の骨や半月板はぶつかりやすくなってしまい、

痛みになることも。

 

更に、膝が内側凸の形に曲がってしまいやすくなる事で、

前十字靭帯損傷してしまう体勢にも近くなっています。

 

この捻じれは足部分と

股関節からの影響によって起こることが多いです。

 

勿論それだけではないですので、

気になる方はお問い合わせください。

 

 

⑤股関節のケア&エクササイズ

  

 

①~④でのチェック、どうでしたか?

 

2つ以上当てはまっていましたら、

LINEにてご相談いただき

改善トレーニングを開始した方が良いと思われます。

 

今回は、股関節のケアと簡単なエクササイズをお伝えしていきます。

 

「股関節が固いと良くない」とよく聞くと思いますが、

「何をすればいいか分からない。」という方は、

下記のケアとエクササイズを行っていってみて下さい。

 

 

⓵大腿筋膜張筋(股関節前面付近の筋肉)のリリース(ほぐし)

 

 

 

⓶股関節外旋ストレッチ

 

 

 

⓷股関節内旋ストレッチ

 

 

 

⓸膝立ちスクワット

 

 

 

⑥まとめ

  

 

今回、バスケをしている小学生で

膝に痛みのある選手に

多い特徴をお伝えさせていただきました。

 

もちろん、ここに書かせていただいたことが全てではありません。

 

1人1人、身体も違い、動きも違ってきます。

 

もし、

「膝を痛めたことがある」

「膝を痛めないか心配」

「現在、膝が痛い」

というお困りの方はいつでもご相談ください。

 

私どもの院では、

その方の姿勢、

関節の動き、

姿勢、

身体の動かし方を

見て分析し、改善のための計画を立てて施術とリハビリを行っております。

 

LINEのアイコンをタップして、

「バスケ膝の痛み」

もしくは

「バスケ膝の怪我予防」

と一言お願い致します。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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スポーツラボ鍼接骨院 沖縄

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柔道整復師 石川瑞記

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