アーチコラム 【ランナー必読】走るとアキレス腱の周辺が痛むのはなぜ?考えられる原因と根本改善法
【ランナー必読】走るとアキレス腱の周辺が痛むのはなぜ?考えられる原因と根本改善法
目次
- ①走るとアキレス腱の周辺が痛くなるのはなぜ?
- ②アキレス腱の痛み 考えられる原因4選
- ③【タイプ別】アキレス腱に負担がかかる人の特徴
- ④痛みを悪化させないためのセルフケア&ストレッチ
- ⑤アキレス腱の痛みを根本改善!スポーツラボ鍼整骨院でできること
①走るとアキレス腱の周辺が痛くなるのはなぜ?
アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)と「かかと(踵骨)」を結ぶ、体の中で最も太く強い「腱(けん)」です。
ふくらはぎの筋肉が生み出したパワーをかかとに伝え
歩く・走る・ジャンプする際にかかとを持ち上げ、つま先で地面を強く蹴り出す
という重要な役割を担っています。

走り込みやジャンプ動作などによる「繰り返しのオーバーユース(使いすぎ)」や、「筋肉の柔軟性が低下した状態での急な動き出し」によって
アキレス腱には大きな引っ張りのストレスがかかり続けます。
その結果、腱やその周辺の組織が耐えきれなくなり、痛みとしてサインを出すのです。
②アキレス腱の痛み 考えられる原因4選
アキレス腱周辺の痛みと一口に言っても、損傷している部位によって病名が異なります。
①アキレス腱炎・アキレス腱症:かかとから指2〜3本上
アキレス腱そのものに炎症や変性が起きている状態。

②アキレス腱付着部症:アキレス腱が付着するかかと
腱が骨にくっつく「かかと側」に負担が集中し、炎症や変性が起きている状態。

③アキレス腱周囲炎:かかとから約2〜6cm上
アキレス腱を包む膜(パラテノン)に炎症が起き、動かすと「ギシギシ」と軋むような違和感がある。

④踵骨後方の滑液包炎:かかとの後ろ側(腱と骨の間)
腱と骨の間にあるクッション(滑液包)の炎症。サイズが合わない靴の圧迫などで骨が痛む・飛び出て見えることもある。

※いずれの場合も、単なる「一時の疲れ」ではなく、繰り返される負担によって悪化するため
放置せずに原因を根本から取り除く必要があります。
【関連記事】
成長期のお子様で、かかとの横側や後ろが痛む場合は「シーバー病(踵骨骨幹端炎)」の可能性があります。
③【タイプ別】アキレス腱に負担のかかる人の特徴
なぜ同じ練習をしていても、痛む人と痛まない人がいるのでしょうか?
原因は「足そのもの」だけでなく、練習環境や姿勢など様々な要素が絡み合っています。
- 練習環境・強度の影響
- 急激に運動量や走る距離を増やした
- アスファルトなど硬い地面でのランニングが多い

走るとき、足にかかる衝撃は「体重の約3倍」と言われています。
「体重の3倍 × 走った歩数」を計算すると、アキレス腱には想像以上のストレスがかかっています。
さらに硬い地面は衝撃を吸収してくれないため、ダイレクトにアキレス腱へ負担が跳ね返ってきます。
- 足の構造・筋肉・靴の影響
- 扁平足(土踏まずが潰れている)

足のアーチは衝撃を吸収するクッションです。
扁平足になるとクッションが効かず、足が地面に着いている時間が長くなります。
その結果、アキレス腱が引き伸ばされる時間が増え、強い負荷がかかり続けます。
- ふくらはぎの柔軟性不足・筋力低下
ふくらはぎの筋肉が硬いと、常にアキレス腱を上へ引っ張り続けてしまいます。
また筋力が不足していると、着地の衝撃を筋肉で受け止めきれず、アキレス腱がダイレクトにダメージを受けます。
- 足に合っていないシューズ(大きすぎる・小さすぎる)
サイズが大きすぎる靴は、靴の中で足が滑り、かかとと靴が擦れてアキレス腱周辺に強い摩擦刺激を与えます。
靴ひもを毎回しっかり締めることも重要です。

- 普段の「姿勢」の影響
- 後ろ重心(かかと荷重)になっている
立っているときに「かかと寄り」に体重が乗っている方は要注意です。
【30秒でできる!後ろ重心チェック】
- 片足立ちになり、あげた方の股関節を90度曲げます。
- その姿を横からスマホで撮影してみてください。

上半身が後ろに傾いている方は「後ろ重心」になっています。
無意識のうちにかかと・アキレス腱へ余計な負荷をかけ続けている可能性が高いです。
④痛みを悪化させないためのセルフケア&ストレッチ
※痛みが強い場合は無理に行わず、すぐに専門院にご相談ください。
- ガストロリリース(ふくらはぎ上部のケア)
- 筋肉のハリを緩め、アキレス腱にかかる引っ張りストレスを軽減します。
ふくらはぎにローラーを置いて前後に動かし

- 足底リリース(足の裏のケア)
- テニスボールなどを足の裏で転がし、足底筋膜の柔軟性を高めてアーチの働きをサポートします。
足裏にボールを置いて踵から指先まで動かして1分間ほぐします

- ハムリリース(太もも裏のケア)
- 太もも裏の柔軟性を出すことで、走るときの膝や足首への負担を分散させます。
もも裏にボールを置いて前後に動き、1分間もも裏をほぐします

- ヒップリフト(お尻のトレーニング)
- 股関節・お尻の筋肉を使えるようにし、後ろ重心の崩れたフォームを整えます。
①背筋を伸ばして座ります

②体を前に倒します
③お尻をあげてもも裏を伸ばしましょう
5秒キープしてまた座ります。
これを10回行います。

⑤アキレス腱の痛みを根本改善!スポーツラボ鍼整骨院でできること
アキレス腱の痛みを改善するには、「痛む場所だけをマッサージする」のでは不十分です。
なぜなら、アキレス腱に負担をかけている本当の原因は「足の歪み」「姿勢」「走り方(フォーム)」など別の場所にあることがほとんどだからです。
当院では、再発させないためのトータルアプローチを行っています。
- 痛みの原因を突き止める「精密な機能評価」
痛む局所の検査だけでなく、足首・足部・ふくらはぎの可動域や柔軟性を厳密にチェック。
さらに歩行・ランニング動作を分析し、「なぜそこに負荷が集中しているのか」を可視化します。
- 状態に合わせた「オーダーメイド施術」
手技療法や最新の物理療法、鍼灸施術などを組み合わせ、硬化した筋肉・アキレス腱周辺の炎症を速やかに鎮めます。
- 競技復帰&再発予防の「リハビリ・トレーニング」
ただ痛みをゼロにするだけでなく、正しく筋肉を使える身体へ。
アスリートやランナーの競技復帰に向けた段階的なトレーニング指導を行います。
- インソール作成・シューズフィッティング相談
足の歪みや扁平足に対しては、足骨格を正しく支える専門インソールのご提案や
足のサイズ・形に合わせた適切な靴選び・履き方の指導までトータルでサポートします。
「走るたびにアキレス腱が痛む…」
「休むと治るけれど、走り始めるとまた痛くなる…」
その痛み、諦める前にぜひ一度 スポーツラボ鍼整骨院 にご相談ください。
原因を根っこから突き止め、安心して思いきり走れる身体を取り戻しましょう!
スポーツラボ鍼整骨院 滝ノ水
伊藤







