ランナーズニー,腸脛靱帯炎,ストレッチ

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アーチコラム 袋井にお住いで膝外側の痛みにお悩みのランナーへ

こんにちは!袋井市にあるアスリート鍼灸整骨院の一木です!

暑さも落ち着いて秋らしくなり、いよいよマラソンシーズンの到来ですね!

大会に向けて練習に励んでいる方も多い中、走行中の膝の外側の痛みに悩んでいるランナーもいるのではないでしょうか?

もしかしたらそれは「腸脛靭帯炎」かも知れません。

 

今回は腸脛靭帯炎について説明します。

 

 

 目次

 

①腸脛靭帯とは?

  

腸脛靭帯炎は別名runner's kneeとも呼ばれ、ランニングやサイクリングなどの膝関節の曲げ伸ばしを繰り返す動作で発生します

 

腸脛靭帯とは大殿筋・大腿筋膜張筋から続き、脛骨外側顆(ガーディ結節)に停止する靭帯です。

 

 

作用としては骨盤の安定化と姿勢の制御に関わっています。

そのため、症状としては膝の外側に痛みが出ます

 

 

②原因

  

◎腸脛靭帯の柔軟性低下

腸脛靭帯は膝を伸ばした時大腿骨外側上顆の前方に、屈曲30°では大腿骨外側上顆の後方を通過し膝を曲げていくため、腸脛靭帯の柔軟性が低下していると摩擦による炎症が起きます。

 

簡単に言うと、膝の曲げ伸ばしを行う際に腸脛靭帯が大腿骨外側上顆を乗り越えが生じ、それを繰り返すことにより炎症が起き、〇の所に痛みが出ます。

 

 

◎歩行時の骨盤sway

歩行時にお尻の筋肉の機能が低下していると片足で支えきれずに外側に骨盤が流れてしまうと(骨盤SWAY)、外側にある腸脛靭帯にストレスが加わり続け、滑走不全が起こります。

ハンモックを想像してみてください。ハンモックが片側に傾くと、そのロープや布に強い負荷がかかってしまいますよね。

それと同じように骨盤が側方に流れてしまうと、外側にある腸脛靱帯に強い負荷がかかってしまいます。

 

 

③痛みを改善するために

  

 

◎腸脛靭帯リリース

グリッドを腸脛靭帯に当て転がしてほぐします

 

 

◎シザース

股関節外転(足が身体の中心から遠ざかる動き)作用のある中臀筋を鍛えるトレーニングです。

股関節が内転(足が身体の中心に近づく動き)してしまい、外側の腸脛靭帯にストレスが加わっている状態なので股関節外転筋を鍛えることで靭帯に加わる伸長ストレスを減らせるという訳です

 

➃まとめ

  

 

今回は腸脛靭帯炎についてご説明しました。

当院ではなぜ痛みが出ているのかを分析し治療するだけではなく、トレーニングも並行して行い再発防止やパフォーマンスupまで行っております。

今痛みを放置していてるランナーの方、症状が重くなる前に当院で原因を見つけ、痛みを気にせず思いっきり走れるように一緒に治療をしていきましょう!!

 

アスリート鍼灸整骨院 袋井

柔道整復師 一木 真歩

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