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アーチコラム 呼吸の浅さ、息苦しさを感じているあなたへ

呼吸の浅さ、息苦しさを感じているあなたへ

 

 

私は、名古屋市緑区にあるスポーツラボ鍼整骨院で勤務している柔道整復師の伊藤です。

 

昨今さまざまな流行病がありますね。

流行病の後に残る咳(せき)は、肋骨の痛みや息苦しさ、腰や骨への負担につながることもあります。

後遺症に悩むあなたへ、症状緩和のヒントをお届けします。

 

 

 

 目次

 

 

 

 

①咳(せき)とは?

  

そもそも咳というのは、呼吸をするときに働く筋肉が、異物を外に出そうとして呼吸よりも頑張って働いて起こる防御反応です。

 

呼吸をするときに働く筋肉は、以下の通りです。

1.肋間筋:肋骨の間にある筋肉で、呼吸時に肋骨を動かして呼吸を助ける。ここを通る神経が圧迫されると肋間神経痛を起こす。

※咳をすると肋骨が痛む場合は、肋骨の骨折の場合もあるため、早めに検査をしに来てください。

 

2.横隔膜:胸とお腹を隔てる呼吸の主役の筋肉。吸うときに広がり、吐くときに緩む。

肺の膨らみも横隔膜の動きによるもので、しゃっくりの原因としても知られる。

 

3.その他:息切れをしているときなどは、もっと力がほしいので、首の筋肉、背筋、胸筋、腹筋などが助っ人として活躍。

 

 

 

 

 

②息苦しさの原因と体への影響

  

先ほど紹介した肋間筋や横隔膜には、咳をすることによって、強い負荷がかかります。

咳をするたびに負荷がかかると筋肉は疲弊し、徐々にこわばってしまいます。

こわばっている時に水分も不足していると、筋肉の柔軟性はますます失われやすく

肋間筋や横隔膜が硬くなってしまうため、呼吸をするときに、うまく動かせないという悪循環に陥ります。

 

 

とくに肋間筋は、胸式呼吸に関与しているため、先程の悪循環に陥った場合は、胸式呼吸の動きが少なくなります。

 

 

 

胸式呼吸がもたらす影響は

体幹を安定させる働きを高める

・やる気スイッチを入れてくれるため、体や頭を目覚めさせる

というメリットがあります。

 

そのため、肋間筋の働きが悪くなる影響として、呼吸が浅くなることや、息苦しさの他に

集中できなかったり、ぼーっとしてしまったり

生活の中でも様々な影響が出てしまうのです。

 

 

 

 

③咳から腰痛発症のなぜ

 

  

肋間筋の短縮は、猫背(スウェイバック姿勢)を助長することもあります。

 

スウェイバック姿勢とは

 

咳込むときは、体の前側がクシュっとつぶれる姿勢になるように

肋骨から肋骨に付着する肋間筋が硬くなると背中を丸める姿勢に拍車をかけます。

 

 

 

そうして猫背になってしまうと、肋間筋の他に腹筋も働きにくくなります。

②でご紹介したように腹筋は咳をする時や、息切れしているとき、肋間筋と横隔膜の助っ人になります。

 

そんな腹筋の中には、腰を守るコルセットのような腹筋もあります。

咳による肋間筋の硬さは、腰痛をも発症させてしまう可能性があるのです。

 

こういうお話をすると

「お腹が出てプニプニしているから私の腹筋は柔らかいわよ」

 

「私のお腹には脂肪しかないから腹筋なんてもうないわよ」

という声をいただきます。

 

そんなことはありません!

お腹が出ていてプニプニしている=腹筋が硬くなっている、サボって息をひそめている

ですからね!

 

間違った腹筋で起こる腰痛はこちら

 

 

 

④息苦しい時の改善方法

  

①胸の前のリリース(1分)

 

 

指を左右の胸の間に当てて、横にスライドしてほぐします。

痛気持ち良いくらいの強さがベストです。

 

 

②横隔膜と腹筋のリリース(ゆっくりと10回)

 

仰向けで、肋骨を下のほうへ辿ると、肋骨がなくなります。

肋骨がないところを、親指以外の指を使って、優しく圧迫したまま深呼吸をします。

 

 

③肋間筋のストレッチ+胸式呼吸(10回)

 

仰向けで膝を立てて寝ます。

腹筋を少しへこませた状態からスタートです。

※写真のように手で腹筋のあたりを少しおさえると意識しやすいです

 

1、息を鼻から吸って胸を膨らませます

2、息を口から勢いよく吐ききります

 

胸を膨らませるときは、無理のない範囲でできるだけ大きく行なってみてください。

膨らまないからと焦らなくて大丈夫です。

ストレッチも兼ねているので、回数を重ねていくと徐々に大きく動かせるようになります。

 

 

 

 

⑤スポーツラボ鍼整骨院でできること

 

  

このようなお悩みのある方に対して当院では

1.手技・施術:固まってしまっている筋肉をほぐし、ストレッチをかけて柔軟性を向上させます。

姿勢分析をした結果から、固まってしまっている筋肉と、息苦しさの原因となっているその他の筋肉

症状を長引かせている動きの悪さ、姿勢など、直接的な要因と根本的な要因どちらも改善

痛みの改善〜再発の予防まで行っています。

 

 

2.鍼治療:鍼に電気を流して硬さを取り除き血行を良くして筋肉の疲労回復や修復、再生を手助けします。

柔軟性の向上や、炎症を抑える効果、痛みを緩和させる効果などもあります。

 

詳しくはこちら

 

 

3.トレーニング:分析した姿勢や筋肉バランスに合わせ

リリース(ほぐし)、ストレッチ、エクササイズを組み合わせたオーダーメイドのトレーニングを行います。

筋トレも「静止・動作・負荷をかけた動作」など強度を調整

目標に応じて段階的なレベルアップをするため安全に行うことができます。

症状に合わせたあなたに最適な唯一無二のメニューをご提案します!

 

 

 

 

⑥まとめ

  

「咳でつらいけれど、体のことはどうしたらいいの…」

そんなときは、ちょっとした体の使い方やゆがみを整えるケアが役立ちます。

 

諦める前に一度、いらしてください。

治療の先の未来を考えてサポートいたします。

 

 

 

名古屋市緑区滝ノ水

スポーツラボ鍼整骨院

 

伊藤 由貴

 

 

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