ゆうき（仮名）は小学校低学年から野球をやってきて高学年になりずっとレギュラーで試合に出ていました。

５年生まではショートで、どこにも痛みはなくやっていました。

ですが、６年生になり、監督から「ピッチャーをやらないか？」と言われて、嬉しくて嬉しくて練習に励んでいたら、肩が痛いと言い出しました。

それが始まりです。

それでも、ゆうきは練習を休みたくはなかったので続けていると、肘も少し違和感が出てきました。

痛みは、ずっと続いていたのでお父さんに相談して、それならと、病院でレントゲンをとってもらいました。

レントゲンでは、骨には異常はなくて安心しました。

この時期の子供は、骨折というよりは、「骨端線（こったんせん）」という骨自体が成長する部分が、はがれるようなことが起きると言われ、少し怖かったが、そこまでの状態ではないとのことでした。

「安静にしてください、そして痛めないように投げ方を少し変えた方がいい」と言われました。
それを監督やコーチに相談して、「痛くない範囲でやっていきながら、フォームも変えていきましょう」ということになりました。

まずはお電話でカウンセリングのご予約を！

始めは、カウンセリングでお話を聞いていきます。

いつからどこが痛いのか、現在はどのような状態かなどをお伺いします。

練習の頻度やチーム状況なども踏まえてお話を進めていきます。

関節の固さを全身くまなくチェックしていきます。

一つの関節が固いと、それをかばうために他の関節に負担が

かかります。例えば、みなさん驚かれますが、

股関節が固いと野球の全てにおいてマイナスになる可能性があります。

姿勢をチェックします。

姿勢をチェックすると、「普段家でこんな格好をとっていませんか？」

「こんな姿勢で座っていたりしていませんか？」

などと普段の生活での注意点も分かってきます。

次に実際の動作を確認していきます。

痛みのない範囲で、投げ方や守備の時のフォームなどを確認します。

ここでは、先程までの関節の固さや姿勢などがどのように肩や肘に負担をかけているのかが分かってきます。

動画を使って分かりやすく説明します。

さて、ここからは、「では、どうしていくのか」の説明になります。

姿勢や関節の改善方法をストレッチなどのセルフケア方法も交え説明します。

姿勢や動きを再度確認します。

ここで、今後の狙いどころがはっきりします。

（みなさん、始めとの違いに驚かれます）

「筋膜リリース」という手技で、自分ではなかなか改善できない筋肉や関節の固さを取っていきます。

肩の痛みや肘の痛みは、姿勢からの問題が多くあります。

それを改善することが、悪い状態を変える近道にもなります。

そして、いい姿勢を保つために、トレーニングをするのがこのAVillageで行っていることです。

今回、撮影にご協力いただいたのは、実際にAVillageに通われている片田大和さん。

片田さんは、少年野球を頑張る小学５年生。

肘の痛みにお悩みでAVillageに来られました。