2019/01/09 アーチコラム AVillage(エーヴィレッジ)には、膝の痛みで悩む学生さんが多く来られます。

バスケ、バレー、サッカーなど競技も様々です。

そして、ほとんどの学生さんが痛みを抱えたまま「ごまかしながら練習を続けている」というのが現状です。

例えば、、、

「中学に入り、小学生の頃から続けていたバスケットボール部に入部。１年生の時は、とにかく先輩たちについて頑張っていました。

３年生が引退して、先輩と自分たちの代になったあたりから、練習量が増えて何となく左ひざに痛みを感じるようになっていました。

でも、練習をやめるほどではなく、気にならない日もありました。

２年生になり、中体連にむけて合宿や練習試合をたくさん重ねたあたりから、どんどん痛みが強くなってきて、走るのも、ジャンプも、そしてシュートの時も痛くなっていました。」

などというように部活を続けている学生さんが多いです。

「長引く膝の痛み、色々やっているけど結局変わらない。」

そんなお悩みはありませんか？

電気やマッサージをして、その時は少し状態は良くなるが、結局、同じことを繰り返しているだけ、ということはありませんか？

このようなときは、姿勢や歩き方、走り方、ジャンプ動作など、膝に負担をかけている原因を変えなければ、膝の状態も変わりません。

なかなか変わらない膝の痛み。

膝のお悩みに強いAVillageでは、どのようなことをするのでしょう？

まずはお電話でカウンセリングのご予約をしていただきます。

カウンセリングでは、初めに現在の膝の状況から過去のお話まで、丁寧にお聞きします。

合わせて、目標としている大会やチーム状況などもお伺いいたします。

続いてお体のチェックをしていきます。

主にチェックしていくのは、

・姿勢

・体の硬さ

・筋力

・体の動き

・足のサイズ　などです。

【ここで、膝に悩みを抱える多くの選手に見られるある特徴的な姿勢をご紹介します。】

それは、膝にとても負担がかかる姿勢で「スウェーバック姿勢」と言われるものです。

スウェーバック姿勢は、下の写真のように、上半身の重心が後ろにさがり、お腹が前に出てくる姿勢です。

この姿勢は膝にとても負担のかかる姿勢で、それがプレー中にも影響します。

例えばバスケット選手の場合

「ジャンプするのにも膝が前に出すぎる」

「ドリブルしてストップするのにも膝が前に出てストップする」

そして「ディフェンスの時も膝が前に出る」などの影響があります。

良いバスケットボール選手ではこの姿勢をとる人は多くいません。

（家ではソファーにもたれてテレビを見ていたりすると、徐々にこの姿勢に近づいてしまいます。普段からの姿勢を心掛けることも大切です。）

もし、膝の痛みの大きな原因がこの姿勢にあるとしたら、膝だけに色々な治療をしてみても、なかなか変化が出にくくなってしまいます。

姿勢を改善することで、膝の状況が変わることが多々あります。

	カウンセリングでは、一人ひとりの姿勢を細かくチェックし、画像を使い説明していきます。（みなさん画像を使うと、とても分かりやすいとおっしゃっていただけます。）
	続いて、広い施設を利用し、動きの確認をします。それぞれの競技に合わせ、体の使い方を確認していきます。（例えば、バスケットボールの場合、シュートの時や、ディフェンスの構え、走る姿などを動画で撮影します。）
	動画を使い、膝に負担をかけている動作や、選手特有の動き、体の使い方の「クセ」などを説明します。
	以上のことを踏まえ、どのように悪い部分を変えていくかを考え、その選手に必要なトレーニングメニューを組んでいきます。メニューを作成する際には、目標を明確にします。その目標に向けてスタッフも一緒に取り組んでいきます。メニューと合わせ自宅でできるストレッチなどもアドバイスします。 AVillageに来られない時にもセルフケアを行い、できる限り早く目標を達成するようにします。