アーチコラム 扁平足と言われたあなたには、インソールをお勧めします
「扁平足」と言われたことのあるあなたへ
・踵の痛みがあるお子さんが「扁平足」に原因があると言われた
・外反母趾をネットで調べたら、「扁平足」と検索がヒットした
・普段から「扁平足」が気になっていた、その後足底筋膜炎も発症した
このように様々な足の不調で「扁平足」と聞きませんか?
他にも膝痛や腰痛も原因は「扁平足」かも!!?
そんなあなたに足の不調を考えてもらえようなコラムになればいいと書きます。
最後までぜひ読んでください。
スポーツラボ鍼接骨院 十川
目次
・扁平足とは
・インソールとは
・スポーツラボのインソール作製方法
・おわりに
・扁平足とは
扁平足とは、足の内側縦アーチ(medial longitudinal arch)が低下または消失している状態を指します。
正常な足では、土踏まずと呼ばれる部分が浮いており、体重を支える際にアーチ構造が衝撃吸収と分散機能を果たします。
しかし、扁平足ではこのアーチが潰れてしまい、足裏全体が地面に接してしまいます。
解剖学アトラスプロメテウス第二版:参照
上の図を見てください
本来足は第一中足骨、内側楔状骨、舟状骨、距骨、踵骨の骨で内側縦アーチ(土踏まず)を形成します。
わかりやすいように
緑の線を入れてみます。
どうでしょうか?
イメージできましたでしょうか
実際の足を使って説明しましょう。
正常な足の画像です。内側縦アーチ(緑)と骨(赤)をわかりやすく記載しました。
とってもわかりやすい足ですね。こうき先生の足です。
次に内側縦アーチが低下している一般的に扁平足と言われる足の画像です。
あなたの足はどうなっていますか??
・インソールとは
扁平足のことを理解してもらえてら次に
インソールについてお伝えします。
まず初めに、たくさんのクライアントの足をサポートさせていただき
思うことは、ほとんどの方が自分のサイズに合った靴を履けていないです。
この内容に関しては割愛しますが、
ぜひ一度専門の施設でシューズフィッティングしてもらうことをお勧めいたします。
インソールとは、
インソールは、靴の中敷きとして使用される装具であり、足と靴の間に挿入して使用します。医学的には「足底挿入装具(orthotic insole)」とも呼ばれ、単なるクッションではなく、足の機能補正・負担軽減・衝撃吸収などの目的で設計されます。
インソールは市販の物から、足の形をとるものまでたくさんあります。
スポーツラボで扱うインソールは「オーダーメイドの足底挿入装具(orthotic insole)」になります。
足の不調がある際は、オーダーメイドでの対応が間違いないかと思います。
制作過程は後述するとしてスポーツラボでオーダーメイドインソールを作成させていただいた際は
ビフォーアフターを確認させていただいております。
写真はbeforeで舟状骨が落ち込んでしまい、つま先が外を向いてしまい股関節が外旋してしまい。足の付け根に硬さを感じてしまいます。
afterではインソールで舟状骨を上げることでつま先がbeforeよりも前を向いているのがわかるでしょうか?股関節の捻れがなく不調が改善されます。
もちろん舟状骨が落ちるので扁平足とも言われることもあると思います。
ポイントであげたい骨だけを持ち上げることが大事だと考えられます。
・スポーツラボのインソール作製方法
それでは、インソールの作製工程をみていきましょう!!
①足の計測
まずは、先ほど記載しました。
・現在のシューズが合っているか
・今の症状に合っている靴をお勧めします。
②足の状態の確認
・骨の位置を触診
・関節の可動性
・歩行分析
③ポイントを取る
・インソールの位置を決めるポイントに目印をつけていきます
④インソールを削る
・ここでようやく、作製していきます。
①〜③はとても重要な工程になります。
・おわりに
扁平足や足の不調で悩んでいるかたは
症状がひどくなる前に一度相談してください。
オーダーインソールも一つの手段になります。
スポーツラボでは様々な症状や不調に合わせて
あなたにあったやり方で改善するために
全力で向き合います。
おわりに、今回の内容をインスタにも投稿していますので
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スポーツラボ鍼接骨院 十川