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アーチコラム 名古屋市で踵の痛みに悩むジュニアアスリートへ

こんにちは!スポーツラボ鍼整骨院滝ノ水院の藤田です。

今回はジュニアアスリートに多く見られる踵の痛みについて、以下の内容でお話しさせて頂きたいと思います。

 

  ◆ジュニアアスリートが注意すべき踵の痛み

  ◆踵の痛みにつながる原因とは

    ◆踵の痛み改善のためのリハビリについて

 

 ◆ジュニアアスリートが注意すべき踵の痛み

成長期中や成長期前の「ジュニアアスリート」は、身体の成長が未発達であり、踵の骨には骨端線が存在しています。骨端線とは骨が成長するときに伸びていく軟骨部分で、骨端線が閉じる前の骨端(骨の先っぽ)含め、軟らかく脆い特徴があります。

踵の骨端はアキレス腱や足底腱膜が付着し(図1)、ジャンプや走るなどの動きで強い牽引力が働きます。その強い牽引力が、未熟な骨端に加われば成長期特有の踵骨骨端症(シーバー病)が生じてしまいます。

 

         図1

 

 

 

痛みが強く長引くものや、痛みで踵を地面に着けることができず、つま先で歩くなどの様子が見られれば要注意です!

シーバー病についてはこちら

 

 ◆踵の痛みにつながる原因とは

踵の痛みの原因は様々ですが、今回はジュニアアスリートに多い「後方重心」が原因で起こる踵の痛みについてお伝えしたいと思います。

皆さん、まっすぐ立った時に、体重は足の裏のどこにかかっているでしょうか?前(つま先)?後ろ(踵:かかと)?この時にすでに踵に体重が乗っていると感じれば、後方重心になっている可能性があります。踵に体重のかかりやすい後方重心が普段の生活から続いていれば踵に痛みが出そうですよね。スポーツをやっている時もそうであれば尚更です!

 

ではなぜ後方重心になるのでしょうか?

 

次の項目をチェックしてみてください!

あてはまるものがあれば、踵に痛みが出やすい後方重心である可能性が高いです!

 

▢しゃがみ込み

足首の硬さをチェックしてみましょう!

→この時にしゃがみ込めない、後ろに倒れてしまう。また、しゃがみ込めるけどつま先が外を向いてしまったり、背中や腰が過剰に丸まったりしていれば☑です。

 

 

 

▢前屈

指先と床との距離はもちろん、どこが曲がっているかもチェックしてみましょう!

股関節、特に太もも裏の硬さのチェックです!

→床に指がつかない、背中や腰が曲がり、股関節が曲がらない場合は☑です。

                       [背中が過剰に丸まっている]

 

 

▢立ち姿勢

ジュニアアスリートに多く見られる、ポッコリお腹。立っている姿勢を横から見て、お腹の位置や胸の位置をチェックしましょう!

→お腹が前に出ている。また、お腹に対して胸の位置が後ろにある場合は☑です。

→また、両足ではまっすぐでも片脚で立ってみて、お腹が前に出れば☑です。

 

 

▢座り姿勢

椅子に座って横から姿勢をチェックしましょう!

→骨盤(お尻から腰の下あたり)から腰が丸まっている場合や、円背(背中が丸まっている)場合には☑です。

 

 

皆さん、いくつ☑しましたか?

1つでも当てはまるものがあれば、次に紹介するリハビリメニューをぜひやってみてください!

 

◆踵の痛み改善のためのリハビリについて

当院ではリハビリでリリースストレッチトレーニングを行っています。

リリースとは筋肉の硬くなっている場所にボールやグリッドを当てほぐすことです。そしてストレッチでは、筋肉を伸ばし、より広い可動域で体を動かすことができるようにします。そしてトレーニングでは、リリースしたりストレッチしたりした筋肉を実際に動きの中で使っていきます。

リリース→ストレッチ→トレーニングの順番でやってみましょう!

 

〇リリース、ストレッチ

・ふくらはぎ

しゃがみ込みがうまくできなかった方必須です!

 〈リリース〉               〈ストレッチ〉

 

 

・太もも裏

前屈がうまくできなかった方、座り姿勢で腰が丸まった方必須です!

〈リリース〉                    〈ストレッチ〉

                                                                                

 

 

 

〇トレーニング

・ヒップリフト

座り姿勢や立ち姿勢はもちろん、チェック項目の中で腰が丸まってしまう人はぜひチャレンジしてみてください!

目的:太もも裏やお尻の筋肉で重心が前に行くのを制御する。

 

➀姿勢はまっすぐにし股関節を曲げる      

 手を挟むとイメージしやすい!       

 

 

②重心を前に移動させお尻を浮かせる 

 ➀で曲げた股関節は曲げたまま行う

 

 

③膝を支点にお尻をあげていく(膝を伸ばす)

 ➀で曲げた股関節は曲げたままで行う

 重心がつま先(前)側に移動することを感じる

 太もも裏が伸びていることを感じる

 5秒キープして元に戻る

 

皆さんトライして頂けたでしょうか。今回は、後方重心が原因となる踵の痛みについてお話しさせて頂きましたが、踵の痛みの原因はほかにも多々あります。身体だけでなく、靴に問題があることもあります。当院では、患者様一人一人に適したインソールの作成や、靴の選び方の指導も行っております。

 

他にも身体のお悩みがあればいつでもお気軽にご相談下さい!

皆さんが「大好きなスポーツを全力で」できるようサポートさせて頂きます!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

スポーツラボ鍼整骨院滝ノ水院

藤田 悦史

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