空手,形,組手,身体の使い方,瞬発力

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アーチコラム 形、組手どちらにも共通する身体の使い方。空手に大事な瞬発力トレーニング

こんにちは!スポーツラボ鍼整骨院の中村です。

私は柔道整復師の資格を持っており、静岡市西脇にあるスポーツラボ鍼整骨院で治療、リハビリ、トレーニングなどを診させていただいています。

 

私は学生時代、空手をやっており空手の経験とトレーニング指導させていただいている中で、空手の動きに繋げて今回は『瞬発力』を鍛えるトレーニングをご紹介します。

空手には極真空手と寸止めの空手がありますが、今回は寸止めのものについての瞬発力をお話しします。

 

空手の競技には形と組手の2種類の種目がありますが、瞬発力は両方ともに共通して必要なものです。

 

まず『瞬発力』とは?

瞬発力とは「瞬間的に大きな力を発揮すること」をいいます。

 

では、その瞬発力を高めるためにはどうすればいいのか。

高めるためには「伸張反射」という筋肉の収縮が大事になります。

筋肉は急に伸ばされると筋の損傷を防ぐために縮まるという性質があります。

例えるとゴムを伸ばした状態から離すときに勢いよく縮まるイメージですね。

瞬発力にはこの反射が使われており、筋肉が伸びた状態から一気に縮まるときに、瞬間的な大きな力を発揮します。

 

組手で例えると・・・

フットワークした状態から間合いに入り、技を出すときの瞬間。

 

形で例えると・・・

技から技に移る時の素早い動き。

 

このような時に自然と使っています。

 

 

 

・カウンターでポイントを取られることが多い

・相手に技を出すのがばれる

・技から技へ移る動作が遅い

・形の中でメリハリがない

 

こんな方は是非このトレーニングを試してみて下さい!

 

BOXジャンプ

 

 

①ボックスの前に立ち、両足を肩幅くらいに広げて立つ。

 

②膝を軽く曲げ、伸ばす勢いでBOXの上に高くジャンプする。

 

③BOXの上に両足で同時に着地する。

 

 

この一連の動作で行います。

 

 

 

注意点

・最初は低いBOXから始めて、慣れてきたら徐々にBOXを高くしていきましょう。

安心して跳べる高さを目安にしていきましょう。

 

・回数とセット数を決めて行いましょう。

単純なトレーニングにみえて負荷が大きいため回数をこなすよりか、しっかりと決めた回数の中で行いましょう。

目安は5回×3セットでセット間にも休憩を取りましょう。

 

BOXが無くても階段や石段などを使ってトレーニングができます。

 

 

デプスジャンプ

 

①台の上に立ち、上半身はまっすぐの状態で台から自然に落下するイメージでおりる。

 

②着地した瞬間にジャンプする。なるべく着地している時間を短くする。

 

③前に飛び出すイメージで跳ぶ。

 

④着地の時に後ろ重心にならない気をつける。

 

目安の回数は10回×2セット!

こちらもセット間に休憩を入れてください。

台がなくても階段などで代用できます。

 

技術練習はもちろんですが、このようなトレーニングを行うことで、普段練習している技にもっと磨きがかかると思います。

是非参考にしてみてください。

 

お問い合わせはこちらに

 

 

スポーツラボ鍼整骨院 西脇

柔道整復師 中村 友美

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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